スピードテストサーバ(スピテスサーバ)を構築してみる(Windows Server編)
Speedtest by Ooklaは誰もが知っているスピードテストサービスですが、これに提供されているスピードテストサーバたちはボランティアによって運営されています。
もし、安定した高速な回線があるのでしたらご提供されてはいかがでしょうか。
本稿ではWindows Serverを用いたスピードテストサーバの構築方法について掲載しています。
CentOS版はこちら
こちらでも取り上げられているので、二番煎じ感はありますが、別のアプローチでいこうと思います。
→ https://yoshis.jp/blog/speedtest/server/makespeedtestserver/
Contents
はじめに
ライセンスについて
Windows10などのクライアントOSをサーバとして転用することはライセンス違反に当たる可能性があります。
必ず、Windows Serverをお使いください。
構築
【前提】Windows Serverインストールとルーターの設定などは完了している。
[1] Cドライブの任意の場所に「ookla」というフォルダを作成する。 ※一例として「C:\ookla」を作りました。
[2] 32bitならこちら、64bitならこちらのファイルをダウンロードし、[1]で作ったフォルダ内に解凍する。
[3] メモ帳やエディタなどで下の内容のテキストファイルを「OoklaServer.properties」という名前でC:\ooklaに保存する
こちらからダウンロードしてもよい
OoklaServer.tcpPorts = 8080
OoklaServer.udpPorts = 8080
OoklaServer.useIPv6 = true
OoklaServer.allowedDomains = *.ookla.com, *.speedtest.net
OoklaServer.enableAutoUpdate = true
OoklaServer.ssl.useLetsEncrypt = true
[4] コマンドプロンプトを管理者権限で開いて、次のコマンドを入力する
C:\ookla\ooklaserver.exe /registerService /displayName=OoklaServer /startup=automatic
[5] つづいて次のコマンドをコマンドプロンプトに入力する。
net start OoklaServer
netsh advfirewall firewall add rule name= "OoklaServer-TCP" dir=in action=allow protocol=TCP localport=8080
netsh advfirewall firewall add rule name= "OoklaServer-UDP" dir=in action=allow protocol=UDP localport=8080
構築完了