スピードテストサーバモニタリングサービスへのDDoS攻撃について
平素は格別のお引き立てにあずかり、厚くお礼申し上げます。
このたび、スピードテストサーバモニタリングサービスにおきまして、2021年4月14日 8時44分頃より、国内の複数のIPアドレスから大規模かつ執拗なサービス妨害攻撃(DDoS攻撃※1)を受けました。
その結果、長時間にわたり通信障害に陥り、サービスの提供停止という多大なご迷惑をおかけいたしました。
このような事態を招きましたことにつきまして、改めて衷心よりお詫び申し上げます。
ただし、通信の障害中においても弊社サーバは稼動しており、クラック等の被害には遭っておりませんが、サービスベンダーの判断によりサービス提供契約の強制解約を受けたため、サーバ内に収容されている設定情報やログ、データの喪失に至っております。
該当サービスにおいては別サーバでの構築が完了し、現在サービスは完全復旧しております。
弊社では、本件の問題解決に全力で取り組んでまいりましたが、結果としてお客さまに多大なご迷惑をおかけいたしました。
これを真摯に受け止め、今回の経緯につきましてご報告申し上げるとともに、DDoS攻撃に対し、サービス根幹部分で更なる増強対策を行うことをご報告申し上げます。
お客さま各位におかれまして何卒事情ご理解のうえ、格段のご配慮を賜りますとともに、当方サービスを今後もお引き立ていただきますよう、謹んでお詫び方々お願い申し上げます。
概要
2021年4月14日 8時44分頃よりスピードテストサーバモニタリングサービスを提供しているサーバ群の計5台に対して、DDoS攻撃が確認されました。
この攻撃による協力会社の通信遮断により、スピードテストサーバモニタリングサービスの提供ができない状況が発生しました。
サーバ群については、2021年4月24日に再構築のうえ、運営担当であるよし様へ引き渡しを行いました。
よし様において動作検証や再開準備を実施いただき、2021年5月1日 0時現在、スピードテストサーバモニタリングサービスは完全復旧しました。
通信障害時間
2021年4月14日 8時44分頃〜2021年5月1日 00時00分(16日15時間16分)
障害原因
ボットネット(※2)を利用したと思われるDDoS攻撃により、ネットワークが高負荷となり、弊社協力会社の判断により通信を遮断したため。
対応内容
サーバ群の移設、再構築を実施しました。
今後の対応
(1)システム構成の強化
大規模な攻撃を受けた場合でも、お客さまへの被害を最小限に抑えるべく、DDoS攻撃に対応したさらなる対策を実施いたします。
本件に関し、以上ご報告申し上げます。
長時間にわたりお客さまに多大なるご迷惑をおかけしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。
以上
※1 DDoS攻撃とは、複数のネットワークに分散する大量のコンピュータが一斉に特定のサーバーへパケットを送出し、通信路をあふれさせて機能を停止させてしまう攻撃のこと
※2 ボットネットとは、マルウェアなどによって多くのパソコンやサーバーに遠隔操作できる攻撃用プログラム(ボット)を送り込み、外部からの指令で一斉に攻撃を行なわせるネットワークのこと