バッテリー劣化を気にしても仕方がないと思います。精神衛生上悪いです。

スマホを持っていると気になるのがバッテリーの残量ですよね。
外出先で突然無くなってしまったらどうしようとモバイルバッテリーを持ち歩いている人も少なくないはずです。
モバイルバッテリーを持ち歩いているとはいえ、スマホのバッテリーの持ちを気にしている人は多いはずです。

iPhoneにも電源管理の一環としてバッテリーの健康度を調べる方法があります。

調べ方

1、設定アプリを開きます。

2、「バッテリー」をタップします。

3、「バッテリーの状態」をタップします。

その画面上の最大容量が現在の端末のバッテリーの健康度です。

リチウムイオンバッテリーについて

iPhone のバッテリーにはより早く充電できより長持ちし高電圧をだすためにリチウムイオン技術が使われています。
通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。
バッテリーの化学的経年劣化が進むに伴い、パフォーマンスにも影響が出始めます。
すべての充電式バッテリーは消耗品で、その耐用年数 (寿命) には限りがあり、いずれは容量やパフォーマンスが低下して交換が必要になるのは避けられません。
バッテリーの状態や iPhone で処理するタスクにもよりますが次のような症状が出ると言われています。

  • App が起動するまで時間がかかる
  • フレームレートが低くなる
  • ワイヤレスデータ通信のスループットが低下する
  • バックライトが暗い
  • スピーカーの音量が低い

バッテリーの健康度は気にする必要がない

Twitterを見ていると最大容量が下がったことによる落胆のツイートがされていることがありますが、その方達に私はバッテリーの健康度は気にする必要がないと言いたいです。
スマホのバッテリーについて、「やってはいけない○○」などと不安を煽る記事や動画が散見されますが、私はそこまで気にする必要がないと思います。
なぜならばバッテリーは先述したように消耗品であり、へたることは避けては通れません。
へたるのが当然のバッテリーの健康度について一喜一憂するのは、精神衛生上よくないと思うからです。

フル充電サイクル500回は意外に多い

フル充電サイクルを1日で行うとしても、500回に達するまで1年半近くかかります。
スマホの買い替えサイクルは2年と見積もっても、ある程度許容だと考えます。

トリクル充電で負担が軽減されている

iPhoneには、デフォルト設定でトリクル充電という仕組みを用いることで急速充電と低速充電を組み合わせることでバッテリーへの負荷を下げる仕組みも備わっています。

バッテリー交換する費用は安い

Appleは 製品 に付随する1 年限定保証に、欠陥バッテリーに対する修理サービス保証が含まれています。
製品保証の保証対象外であっても8,000円程度の費用でバッテリーサービスを受けられます。

だからバッテリーの寿命など気にせず、ガンガン使ったほうが良いのです。