いますぐPCを捨て、PC環境をVDI化することのメリット。

様々な人が、「iPadはパソコンの代わりにはならない」と言っています。
確かに動画編集や画像編集を本格的にするプロは、とても高価なハードウェアを使うことが必要かもしれませんが、多くの場合においてPCは必要なくiPadで完結することができると思います。

そして私は、色々なところで言っているとおり、"PCというハードウェアは不要で、iPadで代替できる"と考えています。
それは、iPadでクラウド上のWindowsコンピュータにログインすることでiPadを"PCというハードウェア"に代替できると考えているから。

そして、PCを捨てた方がメリットが多いからです。その理由をご紹介します。

セキュリティが高い

セキュリティ事故で一番多いのはなんだと思いますか?

それは、紛失・盗難です。
重要な情報が入ったPCもろとも鞄を失くしたり、置引きなどに遭ってしまうことで発生します。
もちろん、ディスク暗号化などをすれば防げますが、どちらにしろ高価なデバイスを失うこととなり損失は大きいです。

そのため、現在は、データをローカルに保存することを禁止していたり、シンクライアントなどでの高度なセキュリティ強化策をとっている企業も多いのです。

回線速度が早い

VPSやクラウドは大手ホスティングベンダーが構築した環境のもとで稼働しています。
そのため、ネット回線も冗長化されており、一般の家庭や自宅サーバを構築している強者でも太刀打ちできないくらいの品質が保たれています。

また、IX(Internet Exchange)に直通していることもあり、全方面に速度が出やすいのです。

操作性に違和感がない

クラウド上で稼働してはいるものの、中身は普通のWindowsです。
OfficeやVSCodeを使う程度で操作性に違いは生じません。

安い

ABLENETのWin2プランなら、月々2,000円程度で利用することができます。
普通のPCを買うよりは、幾分か安く済むのです。

荷物を減らせる

ホテル暮らししていますので、荷物を極力減らすことは死活問題です。
パソコンで1キロ近く増えるのは我慢できません。
一方で、iPadでPCの機能を代替させることで、1台2役の役目を果たせます。
要するにiPad1台あれば、なんでもできる環境が整っているのです。

さいごに

まとめると、自分の個人情報を守る観点でも、快適さの観点でも、PCというハードウェアに固執する必要はなく、PCはiPadで代替することができると考えています。
ビジネスの現場だけではなく、ホームユースでもVDI化して利用することにメリットは大きいのです。