言霊を信じる。考え続ける。主張をする。わたしが大切にしていること。
わたしは昨年、大手SIerを退職し今は、エバンジェリストとして活動をしています。
人にITを伝え、未来のIT人材を育てる仕事です。
30歳にもなり、いろいろと経験を積みました。
いろいろな人に騙され、いろいろな人を騙し、紆余曲折あった人生でしたが、その上で大切にしていることをご紹介します。
言葉には力がある
「言霊」という言葉があります。
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。
大辞泉
簡単に言えば「できる」といえばその通りに、「できない」と思えばその通りに実現するといういわばスピリチュアルに属するものです。
しかし、社会人として生活していると、誰もが経験するはずです。
悪いことを口にした途端に悪いことが起きることに。
できないできないといえば、できなくなってしまう。
しんどいといえば、しんどくなる。
言葉は言霊になって時に刃として襲いかかってくることがあります。
望まずとも、その瞬間は時々やってきます。
その事実を、決して忘れずに、自分は言葉を盾にできるように、強く意識していることがあります。
それは、できない、無理って諦めるのではなくどうすればできるようになるか考えること。
そしてそれを口に出すこと、人に意見を言うこと。思い続けること。
だったらこうしてみたら?を提案できるかどうかが大事です。
そうすると必ず人が助けてくれる。その差し伸べられた手は必ず掴んでください。
人に頼ったら、いつかはその大切な人を守れるように。
自分の経験が誰かを救えるならば、わたしは救おうと思っています。
中には言葉で伝えるのが苦手、言葉に詰まるし、言葉にする自信がなくて発信できないことがたくさんある人もいるでしょう。
ならば代わりに、文字で自分の気持ちや考えを伝えてみましょう。
それをみた人が自分を支えてくれている。思ったことを伝えること、その文字一つ一つに意味があります。
でもそれ以上に、何かを伝えたこと、にも意味があるのです。